生クリームをペットボトルやタッパーなどの容器に入れて振り続けるか、分離するまで泡だて器やハンドミキサーで水分が分離するまで攪拌し続ける
→この時に出た水分がバターミルク(低脂肪乳)
スプーンの背などで水分を押し出しながらまとめ、水分と分ける(この時点で無塩バター)
→出てきたバターミルクは捨てずに、飲んだり、お菓子作りや料理に使う
有塩バターにする場合はここでバターの重さを計り、1~1.5%程度の好みの塩分を練りこむ
→最初から塩をまぜて降っても良いものの、バターミルクまで塩味になってしまうので、塩を混ぜ込むのはここで
密閉容器に入れ、冷蔵保存で当日中(酸化する前)に消費。
→あまりの長期保存は風味が落ちるものの、小分けにしてラップなどでぴったりと包み、冷凍保存なら数週間可。
バターミルクは、低脂肪乳。
そのまま飲むのはもちろん、スコーンやパイ生地の水分として使うと風味が増し、鶏肉を漬けこむと柔らかくなります。
今回は動物性の、乳脂肪分48%の生クリームを使いました。
脂肪分が高いほどすぐに泡立ち、分離しやすい傾向にあり、また量も高脂肪のものほどバターが出来る量も多くなってきますので(200mlだと少しの差ではありますが)、バター作りには 比較的高脂肪の生クリームがおすすめです。
最低でも35%以上、できれば40%以上の動物性のクリームでどうぞ。
動物性でないとバターにはなりません。
また低脂肪でも出来ないことはありませんが、出来上がり量少なく、攪拌時間も長く必要になってきます。