脚の身は小さいけれど味の濃いかにです。内子や外子もびっしり詰まっています。ていねいにさばきます。
脚の太いところは、端から麺棒で押し出します。
内子と外子、脚の身、甲羅、身の残っている殻に分けます。
殻の鍋に水600ccを加え10分ぐらい煮出します。ざるなどで濾し「かにだし」をとります。
3時間以上前から水に漬けたあったもち米をせいろに入れ、強火で10分蒸します。
ボウルに4のかにだし200ccと白だし大さじ2を入れたところへもち米を一気にあけ、だしを吸わせます。
6をもう一度せいろに戻し3の内子などをのせて、さらに10分蒸します。
火加減は、常時強火です。
10分蒸したらボウルにあけて、軽く混ぜ合わせます。
かにの甲羅に9を押し込むように詰め、脚の身をきれいに並べます。さらに10分蒸します。
あんを作ります。小鍋にかにだし200ccと白だし大さじ2と酒を加え、煮立ったら薄切りれんこんとぎんなん、酢も入れます。
水で溶いた片栗粉を11に流しいれとろみをつけます。
あたためた器に、蒸し上がった10を入れて12のあんをかけて柚子皮のせん切りをのせて出来上がりです。