小麦粉、全粒粉、ベーキングパウダーを合わせてふるう。バターはレンジでチンして溶かし、人肌程度に冷ましておく。オーブンを180℃に予熱。20cmx8cmのパウンドケーキ型に紙を敷いておく。
卵3個をボウルに割り入れ、ハンドミキサー低速でほぐす。砂糖を徐々にくわえながら、もったりするまで中速で泡立てる。目安はハンドミキサーを持ち上げた時に、一瞬泡立て器内にこもって落ちるぐらい。
ゴムべらに持ち替え、卵のボウルにふるった粉類とプルーンのピュレを交互に混ぜ混んでいく。まず粉の1/3を混ぜ、大方混ざったところでプルーンピュレの1/2を入れ混ぜ、粉の1/3、プルーンピュレ1/2と混ぜて、最後に粉1/3で終わるように。バターを投入してから全体を均一に混ぜるので、ここではだいたい混ざったぐらいで大丈夫です。
粉を入れ終わったら、溶かしバターを2度に分けて入れ、なめらかでツヤのある生地になるまで混ぜる。
紙を敷いたパウンドケーキ型に流し、予熱した
オーブンで40分ほど焼成。パウンドケーキよりもスポンジケーキに近い生地なので、パウンドケーキほど焼く時間もかかりません。35分を過ぎたら焼き加減をチェックして、焼き過ぎないようにしてください。真ん中に竹串を刺してみて、どろっとした生地がついてこなければOKです。
オーブンから出したら、焼き縮みを防ぐため、20cmぐらい上からカウンターに落としてショックを与えます。型から出してあら熱をとります。ほんのり温かいうちに紙を剥がし、ラップでぴったり包んで冷めるまで置いておくと、しっとりします。
焼きたても美味しいですが、次の日以降が味が馴染み、生地が落ち着いてより美味しいです。濃いめに入れたミルクティーと一緒にどうぞ。
プルーンの赤ワイン煮をフードプロセッサーにかけてピュレにしたものをたっぷり焼き込んだパウンドケーキ。普通のどっしりしたパウンドケーキではなくふんわりした食感です。いつも通り砂糖もバターも控えめで、優しいプルーンの味が際立っています。