米をとぎザルに上げて水気をきる。炊飯器の内釜に米と水、昆布を入れて30分おき、炊く直前に酒を加えて炊飯する。
油揚げの上に菜箸を1~2本おき、手で軽く押しながら3~4回転がし、横半分に切って袋状に開く。
熱湯に油揚げを入れて2~3分ゆでて、ざるに上げて冷まし水気を絞る。
鍋に(B)を入れて、油揚げを1枚ずつ平らにして加え中火にかける。
煮立ったら落としブタをし、煮汁がほとんどなくなるまで7~8分煮る。
(A)をよく混ぜあわせておく。
ご飯が炊きあがったら昆布を取りだし、すしおけか大きなバットにあける。
合わせ酢を全体にふりかけ、うちわであおぎながら手酢水で湿らせたしゃもじできるように混ぜて冷ます。ひと肌に冷めたら炒りごまを加えてざっくり混ぜる。
油揚げの口を1センチほど外に折り返す。
手を手酢水で湿らせ、すし飯を8等分して軽く俵型に握り、油揚げに詰めて形を整える。
※ 手酢水・・・ 水と同量の酢をを加えて混ぜたもの。ごはんが手やしゃもじにくっつかないように湿らせる。水だけだと味が薄まるが、手酢水を使うと味が薄まらない。
皿に盛り甘酢しょうがを添える。
油揚げを袋状に開く前に、箸で転がして柔らかくすると開きやすくなります。
油揚げにしっかり味を含ませたいので、2~3分かけていつもよりしっかり油抜きします。
油揚げを煮汁で煮る時は、折れたり曲がったりしたまま入れるとしわができたままに上がってしまうので、きれいに広げた状態で煮ます。
油揚げにすし飯を詰めるとき、口を少し外に折り曲げておくと詰めやすいです。