2010年12月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。
2008年11月の記事一覧
こんにちは。
久し振りの更新になってしまいました。
もうすっかり寒くなって、本格的な冬の訪れを感じますね。
そして、冬になると美味しくなるのがほうれん草!
私は根っこの赤い部分が、甘くて大好きです。
お料理には色々と活躍してくれるほうれん草ですが、実はお菓子にしてもとっても美味しいんです♪
下茹でするなど、ちょっとだけ手間がかかりますが、その味はまるで抹茶のよう。
黙っていれば、ほうれん草だとは誰も気づきません。(笑)
青臭さは全く無いので、野菜嫌いなお子さんでも大丈夫ですよ。^^
今回は、ラッピングし易いように紙コップで焼きました。
・・・ほうれん草のシフォンケーキ レシピ・・・
(直径17cmのシフォン型、もしくは250mlの紙コップ5個)
卵黄 3個分
砂糖 30g
ほうれん草(茹でたもの) 80g
水 30ml
サラダ油 30ml
薄力粉 70g
卵白 3個分
砂糖 40g
・・・下準備・・・
●ほうれん草は柔らかくなるまで茹で、冷水にさらし、水気を固く絞って80g分計量しておく。
●卵は卵黄と卵白に分けて、卵白は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
●オーブンを180℃に温めておく。
・・・作り方・・・
1.ボウルに卵黄と砂糖(30g)を入れ、泡だて器でよく混ぜる。
2.茹でたほうれん草、水、サラダ油ををミキサーにかけ、ペースト状にする。
3.1の卵黄にほうれん草のペーストを加え、泡だて器で混ぜ合わせる。更に、薄力粉をふるい入れ、粉気がなくなる程度に混ぜ合わせる。
4.大きめのボウルに冷やした卵白を入れ、よく溶きほぐし、小さじ1の砂糖(分量内)を入れてハンドミキサーで泡立てる。泡のキメが細かくなってきたら、砂糖を2回に分けて加え、しっかりとした固いメレンゲを作る。
5.3の生地にメレンゲの1/3を加え、泡だて器でよく混ぜ合わせ、再び4のボウルに戻す。ゴムベラで泡を消さないように丁寧に混ぜ合わせる。
6.シフォン型もしくは紙コップに入れ、オーブンで焼く。(シフォン型だと25〜30分。紙コップだと20分)*生地の裂け目にまでしっかりと焼き色がつく程度)
7.焼きあがったら、型ごとひっくり返して冷ます。(紙コップの場合はしなくても大丈夫)
よ
*型のはずし方
パレットナイフを持ち、型と生地の間を上下に動かしながらグルッと一周切り離していく。
内径も同じ要領で切り離す。
真ん中の筒の部分を持ちながら生地を取り出し、底の部分にもパレットナイフを入れて切り離す。
紙コップの場合は、ハサミで縦に一本切り込みを入れ、手でクルリと紙をはがす。
・・・シンプルラッピング・・・
シフォンケーキのラッピングってなかなか難しいですよね。
でも、今回のように紙コップで焼けば、型崩れの心配も無く、簡単におすそ分けする事が出来ます♪
モノトーンのカップに合わせて、白いレースで縛ったら、ちょっとロマンティックな雰囲気になりました。
2008年11月26日 07:44
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焼きたてアツアツのアップルパイが食べたい。。
ふと思い立って、小さなアップルパイを焼いてみました。
中に入れたフィリングは、先日煮た自家製のりんごジャム。
煮る時に、一緒にアールグレイのティーバッグを入れて、ほんのり紅茶味です。
そして肝心のパイ生地はというと
アメリカンアップルパイを焼く時に作る、即席のパイ生地を使って。
このパイ生地、簡単に作れて、とっても重宝するので是非試していただきたい。
今日はこのパイ生地の作り方と、ライオン形のパイの成型の仕方のコツを紹介したいと思います。
・・・即席パイ生地 レシピ・・・
(ライオンのパイ10個分)
無塩バター 140g
薄力粉 210g
砂糖 4g
塩 2g
卵黄 10g
冷水 40ml
卵黄(刷毛塗り用) 〜
・・・作り方・・・
1.大きめのボウルに薄力粉をふるい入れ、1cm角に切った冷たい状態のバターを加える。
手ですり合わせるようにして、ポロポロのそぼろ状にする。
2.真ん中を少し窪ませて、そこに砂糖と塩を加える。更に、卵黄と冷水を合わせたものを、8割ほど加え、ゴムベラを縦に使って丁寧に混ぜ合わせる。(練らないこと)
3.生地の状態を見ながら、まだパサパサしているようだったら、残っている卵黄と冷水を加えて混ぜる。(まだパサパサなようだったら、冷水を少しずつ加えて調整する)
4.生地を手でまとめ、ラップで包んで冷蔵庫で30分ほど休ませる。(生地が冷え固まるまで)
・・・point・・・
*水分を加える時は慎重に!生地がベチャベチャにならないように、状態を見ながら加えましょう。
*冷蔵庫で休ませる時は、2〜3cmの厚さにしておくと、生地が早く冷えます。
*パイ生地の膨らみを更に良くするには、冷蔵庫で一度冷やした後、三つ折り作業(台の上で生地をのばし、3つに畳むこと)をすると、パイの層が出来て、より膨らみやすくなります。(三つ折した後は再度冷蔵庫で生地を休ませてください。)
・・・ライオンの成型・・・
1.生地を厚さ2〜3mmにのばし、直径7.5cmの丸型で抜く。
2.片方にはジャムをティースプーン一杯ほどのせ、縁にぐるりと水を塗る。もう片方は麺棒を使ってひとまわり大きくのばす。
(*余った生地は丸めてしまわずに、重ね合わせて、上から押すようにのばして使ってください)
3.ジャムののった生地に、ひとまわり大きい生地をかぶせて、ジャムが漏れないように指で縁を押さえつける。
4.フォークを使って、縁の部分を押さえて模様をつける。(力を加えるのは、フォークの先を主に)
5.黄身を刷毛塗りし、爪楊枝を使ってライオンの顔を描く。(目玉とヒゲの穴の部分は、パンクさせない為の空気穴になります。しっかりと開けておいてください)
6.200度のオーブンで20分ほど焼く。(こんがりと濃い焼き色がつくまで)
中に入れるフィリングは、お好みでいろいろ試してみてください♪
*かぼちゃやさつま芋の裏ごしたものに砂糖を加えたもの。
*板チョコ。
*カスタードクリーム。
*ミートソース。
*カレー。
*ハム&チーズ。
な〜んでも!
焼きたてのアツアツを召し上がれ♪
*手作りのりんごジャムのレシピは、私のブログで紹介していますので、興味のある方はチェックしてみてください♪
*今回は、ラッピングはお休みします。すみません!><
2008年11月12日 21:51
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かわいいパッケージの食材に目がありません。
特に使う予定は無かったので、一か月間放置し(笑)というか、「飾り」が正しいかな?
冬になる前に使わなくては!ということで、「ポ・ド・クレーム」にしてみました。
CULEMENT FAUGIERのマロンクリームは、栗の味が濃くて香りが良かったです。
甘みも充分ついているので、お砂糖は加えなくても美味しくいただけました。^^
・・・栗のポ・ド・クレーム レシピ・・・
(直径7cm高さ6cmのプリン型4個分)
マロンクリーム 100g
卵黄 3個分
牛乳 100ml
生クリーム 200ml
●下準備
*牛乳と生クリームは沸騰しない程度に温めておく。
*湯せん焼き用のお湯を沸かしておく。
*オーブンを160度に予熱しておく。
・・・作り方・・・
1.ボウルにマロンクリームを入れ、卵黄をひとつずつ加え、ホイッパーを使ってその都度よく混ぜる。
2.温かい状態の牛乳と生クリームを1のボウルに少しずつ加えて混ぜる。
3.プリンカップに生地を流し入れ、天板にお湯を注ぎ、160度のオーブンで30分間蒸し焼きにする。
4.焼きあがったらケーキクーラー等に乗せて冷まし、冷めたら冷蔵庫でよく冷やす。
・・・point・・・
*CULEMENT FAUGIERのマロンクリームは甘味が強く、砂糖を入れなくても充分なのですが、他のマロンクリームを使用する際は、甘さを好みで調節してください。
*焼き色を付けたくない場合は、焼く時にアルミ箔をかぶせた状態で焼いてください。
あまり上手には撮れていませんが。。。
「クリームの壺」という名前の通り、こんな風にトロリとした感じに仕上がります。
簡単に作れるので、是非試してみてくださいね♪
*今日はラッピングはお休みします。
2008年11月 6日 06:43
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山崎 しづか
子供の頃から好きだったお菓子作りの道へ。
2005年に出産してからは、息子の為におやつを作ることが日課となり、すっかりおやつ作りの虜に。
手軽な材料で作る簡単おやつを、ちょっとだけ可愛く食べるのが好き。
お菓子イベントやケータリングのユニット「coucouspoon」の活動も行っている。
著書「やさいのおやつ」(ヴィレッジブックス)が好評発売中。
ブログ「
わたしのおやつ。こどものおやつ。」も要チェック!
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