弁当連載：弁当パフォーマーまさきちのあるものだけでまいにち弁当

2012年10月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

まさきち

広島県生まれ。広島の広告代理店勤務を経て、現在福岡の地元企業に勤める。バツ2独身ひとり暮らし。弁当ブログ「おひとりさまの食卓」では、誰でも手軽に作れるレシピや使い切りテクニックと辛口でユーモラスな文章が人気。著書に「弁当の本（アールズ出版）」「弁当は人生だ！（文芸春秋）」がある。
http://masakichi3.
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【詰め方講座】むすびと彩り、赤、黄、緑

こんぱんは。

 

 

10月に入り、いよいよ秋も本番。

 

会社の近所の公園では、

幼稚園の運動会の練習が連日繰り広げられており、

その意外なスパルタっぷりに、

目が離せない毎日を送っておりますが、

皆様方におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

 

先週末は、家の前の高校の体育祭でした。

女子高生の黄色い声に、調子こいた男子高生が、

リレーの最中にVサインを送った途端に後方から一気に抜かれる様に、

「油断大敵」

の言葉を、大書し、贈りたいものです。

 

さて、そんなこんなの運動会シーズン

 

新米も出始めたことですし、ここらで、むすび弁当と参りましょうかね。

 

使う弁当箱はコチラ。

 

普通に長方形弁当箱です。

 

通常ならば、ご飯とおかずを左右に振り分け、詰めたいところですが、

 

今回はこんな風に詰めてみました。

弁当箱に詰めるむすびは、三角よりも俵がいいですが、

なんせ、むすびの数と大きさが中途半端。

いろいろ試して、落ち着くポジションを見つけてやりましょう。

 

さて、おかず。

大体いつも品薄の冷蔵庫から、とりあえず、赤と黄色と緑をひねり出します。

 

ほうれん草。

卵。

むき海老。

 

これが例えば、

 

きゅうり。

冷凍コーン。

鮭。

 

になる場合もあれば、

 

いんげん。

〇〇ピカタ。

にんじん。

 

になる場合もありますね。

何でもいいんです。

あるものしかないんですから。

 

ほうれん草のごまあえ(緑)と、海老のから揚げ(赤)。

 

卵焼き(黄)。

 

三角になってしまった卵焼きも、

 

弁当箱の角をうまく利用すれば、この通り。

おさまりも悪くない。

 

むすびのせいで、右上に出来たスペースを、

 

ゆでたオクラでふさぎます。

切り口を見せたり、とがった先をシュビンと見せたりすれば、

 

変化がついて面白いですね。

 

 

さあ、完成。

 

 

あるもので出来ました。

 

 

とりあえず、ご飯をたわらにむすんで、

赤、黄、緑を確保して、

思い立ったら、作ってみようか。

 

あるものだけで弁当を。

 

 

2012年10月 1日 18:38 | この記事のURL | トラックバック(0)